こんな方には
掛け捨てタイプの保険がおすすめ!
ライフステージや年代別に解説

この記事でわかること
保険を検討していると「掛け捨てタイプ」という言葉を聞くんですが、どんなメリットがあるんですか?
ある一定の期間だけ保障が欲しい、でも月々の保険料はできるだけ抑えたいというときにおすすめな保険です。

この記事では、ライフステージや年代別に掛け捨てタイプの保険の種類やそのメリットを紹介しています。
  • 本記事の内容は公開日時点の情報となります。 法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。
  • 本記事では、一般的な例を記載しています。本記事で言及している保険商品・保障内容等について、当社では取扱いの無い場合がございます。 詳細は取扱いのある金融機関にお問合わせください。
目次

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掛け捨てタイプの保険とは

掛け捨てタイプの保険の代表格は「定期保険」という保険です。「定期」とは保険期間のことを指しています。被保険者が死亡あるいは高度障害状態等になった場合に支払われる保険を「死亡保険」といいますが、そのうち、保険期間が一定の期間に決まっているものが「定期保険」です。保険期間に終わりがないものは「終身保険」と呼ばれています。

掛け捨てタイプの保険は、この「定期保険」のように、一定の保険期間中に「死亡」したり、「入院」したりといった、その保険が支払対象とする状態に該当した人のみに保険金を支払う保険です。支払対象の状態に該当しなかった人には何も支払わない、つまり「保険金を受け取るのは一部の人のみ」となる保険です。生命保険の保険料は、「加入者全体で必要な保険金額を加入者全員で公平に負担する」という考え方で計算されているので、「保険金を受け取る人数が少ない」保険ほど保険料は安くなります。掛け捨てタイプの保険の保険料が安いのはこのような理由によります。
一方、同じ死亡保険でも保険期間に終わりのない「終身保険」は、加入した人全員が保険金を受け取ることができるので「掛け捨て」にはなりません。しかし、保険金を受け取る人数が「定期保険」よりも圧倒的に多くなるので、その分保険料は高くなりますが、その保険料の多くの部分は将来の保険金支払に備えて積み立てられるので解約した場合の払戻金も多くなります。掛け捨てタイプの保険の場合、このような「将来に備えての積み立て」は基本的にないので、解約払戻金も少なくなります。

定期タイプとは

商品名に「定期タイプ」とある保険は、このような掛け捨てタイプの保険のことを指しています。保障の対象により保険種類名は異なりますが、⓵保険期間が決められている。②その保険期間中に対象となる状態に該当した人のみに保険金や給付金が支払われる。③保険期間が満了しても満期保険金等はない。という3つの特徴を持った保険のことです。たとえば、保険期間が決められている医療保険のことを「定期医療保険」「医療保険 定期タイプ」と言うことがありますが、いずれも掛け捨てタイプの保険のことです。

「掛け捨て」保険が、保険料が安い一方で、解約払戻金が少なく、満期保険金などもないという特徴は前述の仕組みによりますが、そこを理解したうえで、「必要な期間のみをできるだけ低コストで備えるための保険」と割り切れば、以下のような方におすすめです。

  • ● 定期的に保険を見直したい(近いうちにライフスタイルの変化があるかもしれない)方
  • ● 子どもが大きくなるまでなど、一定期間だけ保障を付けたい方
  • ● 解約払戻金はほとんど無くてもかまわないので、保険料を抑えたい方

とはいえ、家族構成や年齢、ニーズなどにより、必要な保障内容や保険金額・保険期間は人それぞれです。次の章からはライフステージ別におすすめの掛け捨てタイプの保障について解説していきます。

貯蓄タイプとの違い

掛け捨てタイプの保険と比較されることが多いのが、「貯蓄タイプ」の保険です。掛け捨て保険とは異なり、貯蓄タイプの保険は満期を迎えたときや解約したときに満期保険金や解約払戻金を受け取れます。なかには、一定の年齢を迎えたときに年金や一時金を受け取れる貯蓄タイプの保険もあります。
貯蓄タイプの保険は、病気やケガに備えるだけではなく、将来のために資金を積立てる側面もあることが掛け捨て保険との違いです。
繰り返しになりますが、掛け捨てタイプの保険は「子どもが大きくなるまでの間」「ローン返済の期間中」など、一定期間だけ保険に入りたい方や保障を手厚くしたい方に向いています。

掛け捨てタイプの保険のメリット・デメリット

ここまで、掛け捨てタイプの保険について、貯蓄タイプとの違いも含めて紹介してきました。
では具体的に、掛け捨てタイプの保険にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。ここでは、掛け捨てタイプの保険のメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。

掛け捨てタイプの保険のメリット

掛け捨てタイプの保険の多くは解約払戻金がありません。解約払戻金のある商品でも、受け取れるのはごく少額というデメリットがあるものの、メリットも多くあります。

保険料を抑えられる

掛け捨てタイプの保険は、貯蓄タイプと保障内容が同じでも少ない保険料で、手厚い保障を得られることがメリットです。
例えば、収入が少なく保険にお金をかけられない場合や住宅購入や育児中など支出が多くなる時期でも、保険料を継続して支払いやすい料金設定になっています。

保障内容を見直しやすい

先に述べたとおり掛け捨てタイプの保険の多くには、一定の保障期間が定められています。このような定期保険の場合、一生涯の保障は受けられませんが、10年20年と期間が設定されていることで保障内容を見直しやすいことがメリットです。
更新や契約終了のタイミングで保障内容を見直すことで、生活状況や必要に応じた保障内容の保険を選択できます。

高額な死亡保障も準備しやすい

高額な死亡保障を準備しやすいことも、掛け捨てタイプの保険のメリットです。
配偶者や子どもに数千万円もの死亡保険金を残そうとすると、貯蓄タイプの保険は保険料が割高になってしまいます。というのも、貯蓄タイプの保険は満期や解約でお金を受け取れる仕組みになっており、保険料が高めに設定してあるためです。
しかし掛け捨てタイプは同じ保障内容だとしても、貯蓄タイプより保険料が割安になっています。そのため、保険料を高く設定することで、死亡保障を手厚くすることが可能です。

掛け捨てタイプの保険のデメリット

先に述べたとおり、掛け捨てタイプの保険にはさまざまなメリットがあります。しかし一方で、デメリットがあることも忘れてはいけません。

満期保険金がない、また解約払戻金があってもごくわずか

貯蓄タイプとは異なり、掛け捨てタイプの保険は満期の設定がなく、決められた期間が過ぎて更新や切り替えのタイミングになっても、満期保険金は受け取れません。
また、途中解約した場合も多くは解約払戻金がないか、あってもごく僅かという点に注意しましょう。

一定期間を過ぎると保障が終了する商品もある

一定期間の保障を手厚くしやすいことは、掛け捨てタイプの保険の特徴です。しかし、掛け捨てタイプの定期保険の場合、設定期間を過ぎると保障は終了してしまいます。一般的に、定期保険は更新があるタイプが多く、更新するたびに保険料が上がる仕組みです。また、更新できる年齢に限度がある商品もあります。
保険料が変わらない方がよい、一生涯の保障が続くタイプの保険がよいという場合は、終身保険への加入も検討してみましょう。

【独身の方向け】リスクと掛け捨てタイプの保険の選び方

独身の方の場合、家族がいないので高額な保障を用意する必要はありませんが、葬儀費用や、高度障害状態になった場合に必要な費用などは用意しておいたほうが良いでしょう。自分にもしものことがあったときにかかる費用は両親に頼るのでなく、自分で備えておくことは社会人として必要なことといえるので、必要最低限な保障はご自身でかけておくべきといえます。
また、独身時代に加入した保険は結婚やお子さまの誕生などのライフスタイルの変化に合わせて見直す必要がでてくるので、その前提で考えると独身時代に終身保険などに加入していても無駄になりがちです。将来、結婚などを考えている方は、結婚までの何年間かは定期保険などの掛け捨てタイプの保険で備えてはいかがでしょうか。

また、独身の方は蓄えが十分ではない方も少なくないので、病気やケガで働けなくなったり、収入が減ったりすると生活が成り立たなくなってしまうリスクがあります。そこでおすすめなのが、定期タイプの就業不能保険や医療保険です。

独身の方におすすめの保険①就業不能保険

就業不能保険とは、病気やケガで働けなくなり、就業不能状態になった場合に保険金や給付金を受け取れる保険です。
公的保障でも傷病手当や障害年金などを受けとることができますが、医療費、家族に仕事を休んで看病してもらうことにともなう収入減の補填や、働けない間の家事代行費などを考えると、十分ではありません。
そのため、家族がいない独身の方でも就業不能保険への加入を検討してもよいでしょう。
就業不能保険の場合も、家族が増えたら保障金額を見直す必要があるので、独身者が就業不能保険を検討するなら、やはり定期タイプがおすすめです。

フコク生命では就業不能保障特約「はたらくささえプラス」をご用意しています。就業不能保障について、知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。

  • 「はたらくささえプラス」は就業不能保障特約であり、特約組立型総合保険「未来のとびら」の特約のひとつです。

独身の方におすすめの保険②定期医療保険

定期医療保険とは、保険期間が5年・10年・20年など一定期間に定められている医療保険です。満期時には更新することもできます。
医療保険には、一生涯保障する「終身医療保険」も多いですが、独身の方の場合、今後結婚や出産、育児などのライフイベントを迎え、保険の見直しが必要になる可能性が高いため、保険期間が長い終身医療保険を若いうちからかけるメリットはあまりありません。加えて、医療保険は医療の進化にあった新しい保障機能のものがどんどんでてきます。新しい保障に適宜切り替えることを考えても、若いうちから終身医療保険に加入しておくメリットはあまりないといえます。
そのため独身の方には、更新時期に保険を見直しやすい定期タイプの医療保険をおすすめします。

【家族およびお子さまがいる方向け】リスクと掛け捨てタイプの保険の選び方

家族やお子さまのいる方の場合、万一のときに遺された家族の生活に備えておく必要があります。また、病気やケガで働けなくなった場合に備え、減った収入を補う必要性も独身時代よりもさらに高くなります。
とくにお子さまが小さい場合、これから教育費が必要になってくるため、それに備えなくてはなりません。そこでおすすめなのが、お子さまの教育費がかかる時期だけ定期保険で備えておく方法です。具体的にどのように選べばよいか、以下で解説します。

家族がいる方のおすすめ保険:逓減型定期保険

家族やお子さまがいる方には、一定期間の保障が手厚い定期保険がおすすめです。
とくに、定期保険のうちでも逓減型(ていげんがた)定期保険がおすすめ。
逓減型定期保険は、保障期間の経過とともに保険金も減っていくタイプの定期保険です。「保険金額が減っていく保険」では不安に感じるかもしれませんが、お子さまも成長とともに必要な保障額は減っていくので、実は合理的な保障で、保険金額が一定の定期保険よりもさらに保険料が安くなるため、子育て中の方に向いています。

【まとめ】定期保険はこんな方におすすめ!

最後に、今一度まとめます。
ライフステージ別の、おすすめの掛け捨てタイプの保険は以下のとおりです。

独身の方

  • ● 葬儀代や高度障害状態の治療費に備えた定期保険
  • ● 定期タイプの就業不能保険
  • ● 定期タイプの医療保険

家族やお子さまがいる方

  • ● 教育費がかかる期間のみ備える定期保険(なかでも逓減型定期保険がおすすめ)

掛け捨て保険のメリットは、以下のとおりです。

  • ● 定期的に保険を見直したい(近いうちにライフスタイルの変化があるかもしれない)
  • ● 子どもが大きくなるまでなど、一定期間だけ保障を付けたい
  • ● 解約払戻金はほとんど無くてもかまわないので、保険料を抑えたい

ライフステージに合わせ、保険を見直ししやすいのが掛け捨てタイプ保険のメリットなので、ご自身のライフステージや年齢に応じて加入を検討してみてください。

備えたいリスクや必要保障額は人それぞれです。フコク生命では、家族構成やライフスタイルにあった、お客さま一人ひとりに必要な保険をご提案しています。掛け捨てタイプの保険を検討している方は、ぜひ一度ご相談してみてください。

掛け捨てタイプの保険は損だと漠然と思っていましたが、メリットがたくさんあったんですね!
フコク生命では、ライフステージやご家族の状況にあわせて、お客さま一人ひとりに寄り添って保険をご提案しています。
掛け捨てタイプの保険を検討している方は、ぜひご相談ください。
  • 本記事の内容は公開日時点の情報となります。 法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。
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