しっかり知ろう!学資保険豆知識

学資保険

公開日:2023年3月

学資保険は本当に必要?
保険料払込免除に該当した事例から考えてみる

子どもが生まれたら考え始めるのが学資保険。子どもの教育資金を準備する方法として昔から人気ですね。
でも最近は貯金や投資など学資保険以外にも教育資金の準備方法がいろいろと増え、「学資保険って本当に必要なの?」と迷うママパパも少なくありません。

学資保険は本当に必要なのかを、最大のメリットともいえる『保険料払込免除』の特徴やこれに該当した事例とともに考えてみます。

そもそも学資保険とは?という方はこちらをご覧ください。

一家の大黒柱の“万一”を支える『保険料払込免除』

子どもの教育資金は長期間にわたり準備するもの。一家の大黒柱であるパパ(あるいはママ)がずっと元気で仕事を続けていければ、教育資金の準備は予定通り進むでしょう。

でも、もし子どもが小さいうちに一家の大黒柱に万一のことが起こったら・・・そこから先の教育資金の準備はどうなるのでしょう?想像するだけで不安になりますよね。

そんな“万一”のことに対する不安を解消してくれるのが、学資保険の保険料払込免除です!

保険料払込免除とは?

保険料払込免除とは、学資保険の契約者であるパパ(あるいはママ)が突然お亡くなりになった場合などに、それ以降の保険料を支払わなくても、契約時に決めた祝金や満期保険金を受け取れる保障機能です。

学資保険

契約者が万一の場合でも、以後保険料を支払わずに祝金・満期保険金を受け取れるため、教育資金に充てられます。

契約者が万一の場合祝金等が受け取れる

家族のライフイベントにおける主な出費といえば、住宅費と教育費ですが、子どもを持つ親にとっては教育資金の確保の方がより優先度が高いのではないでしょうか?

でも、教育資金を準備する親自体に万一のことが起こると、準備計画そのものがうまくいかなくなる可能性が高くなります。

貯蓄

契約者が万一の場合、以後の積立が困難になり、教育資金の準備に困るかもしれません。

契約者が万一の場合積立が困難に

学資保険と貯蓄は教育資金の準備方法としてよく比較されます。

どちらも長い期間をかけてお金を積み立てる点は同じですが、『親に万一のことがあっても、確実に教育資金を確保できる』保障は学資保険の大きな特徴。貯蓄や投資に保障機能はありません。

「学資保険と貯蓄、どちらが教育資金準備に適しているのか?」はこちらのコラムにて。学資保険に向く人・貯蓄に向く人も紹介しています!

学資保険の保険料払込免除に該当するケース

ちなみにフコク生命の学資保険において、“万一”とは以下のような場合を指します。

  • 契約者が死亡したとき
  • 契約者が責任開始期以後の原因によって高度障害状態に該当したとき
  • 契約者が責任開始期以後の不慮の事故により、その日から180日以内に所定の身体障害状態に該当したとき

学資保険は教育資金を貯めることが目的の“貯蓄型 保険”。

教育資金を貯める契約者に万一のことがあった場合には、保険料払込免除になります。契約者の死亡原因は事故、病気などは問われません。ただし自殺の場合には一定期間の免責が設けられています。

保険料払込免除事由については、約款で細かな部位や条件が定められていますので、学資保険に加入する前に詳細を確認してみてください。

【事例】“万一”のことが起こった9割は働き盛りの世代・・・

以下はフコク生命の学資保険等の契約者さまのうち、『保険料払込免除』に該当したデータです。予期していなかった“万一”が起こってしまったケースといえます。

年齢別該当状況*

* 学資保険とパックで加入する医療保険の保険料は払込免除となりません。
* 2018.4〜2022.12 こども進学保険、学資保険の保険料払込免除該当状況

年代別の件数を見ていきましょう。

  • 1位:40代 468件
  • 2位:50代 237件
  • 3位:30代 230件

40代が最も多く全体の5割近くに。

40代だと、まだまだ子どもの教育資金が必要な時期。全体では30~50代の働き盛りの方が9割以上を占めています。

原因の1位は身近な病気『がん』

※1:その他の疾患には、慢性腎不全、急性大動脈解離、肺血症、肝硬変などが含まれています。
※2:不慮の事故には、溺死、外傷性ショック死等が含まれています。

保険料払込免除に該当したご契約者の方々も、当初はご自身が病気や事故に遭うとは想像していなかったはず。保険料払込免除は“その時”がきて初めて価値を実感できるものです。

これらの事例では、以降、保険料の支払いは必要なく、契約時どおりの祝金や満期保険金を受け取ることができるため、予定していた教育資金はしっかり確保できます。

おわりに

教育資金を準備する方法はいろいろあります。

しかし、親に万一のことがあっても確実に教育資金を確保できる保障機能は、学資保険の大きな特徴です。

子どもが生まれた今、「これからしっかり教育資金を貯めていきたい!」というご家庭は、大黒柱となるパパ(あるいはママ)の万一にしっかりと備えるためにも学資保険は必要といえます。

学資保険が今も多くのママパパに選ばれ続けているのは、貯蓄性はもちろん、いざというときの“安心保障”を重視しているから。これは貯蓄や投資にはない最大のメリットです。

学資保険の必要性が理解できたでしょうか?

「理解できた!」というママパパは月々の保険料がいくらになるか、こちらの『かんたん保険料試算』で一度チェックしてみてください。契約者と子どもの生年月日を入力するだけで月々の支払額をシミュレーションできますよ!

月々の学資保険料を簡単シミュレーション!こちらの『かんたん保険料試算』からチェック!

※本記事の内容は公開日時点の情報となります。

【こちらの記事もおすすめ】

PAGE TOP