しっかり知ろう!学資保険豆知識

学資保険

公開日:2021年5月

学資保険に入るなら妊娠中?出生前加入のメリットとデメリット!

妊娠中は生まれてくる子どものためにベビー用品を買いそろえたり、子どもの名前を考えたり、とママパパにとっては何かと忙しくも楽しい日々ですね。

でも、同時に気になり始めるのが【教育費】のこと。
教育費はいくらかかるのか、教育費はどうやって準備すればいいのか、など考えごとは尽きないですよね。

教育費の準備方法として、昔から人気なのは「学資保険」です。
「子どもが生まれたら学資保険」と言いますが、中には出産よりもっと早い時期、妊娠中に学資保険に加入するママパパもいます。

そこで、妊娠中に学資保険に加入するメリットと、その際、事前に押さえておきたい注意点についてまとめてご紹介します!

学資保険は妊娠中でも加入できる!

なぜ妊娠中でも学資保険に入れるのか?
それは、学資保険の【出生前加入】という仕組みにあります。

出生前加入は、母子ともに健康で妊娠経過に問題がなければ出産前でも加入できるという制度で、一般的には出産予定の140日前から学資保険に加入できる保険会社が多いです。

ただし、保険会社によって細かな条件は異なりますので、妊娠中に学資保険に入りたいという方は直接、保険会社に確認しておくとよいでしょう。

学資保険は出産予定の140日前から加入可能

出生前加入の場合でも、もちろん契約者をパパにすることは可能です。
契約者をパパにするか、ママにするかで保険料は変わってきます。急いで加入する前に保険料の違いもしっかり確認しておきましょう。

ちなみに学資保険へ【出生前加入】で契約する場合、書類上は子どもの名前・生年月日を空欄のまま提出し、出産後、改めて子どもの名前や生年月日を保険会社へ届け出ます

考えたくないことですが、念のため予備知識としてお伝えすると、万が一流産や死産となった場合、保険の契約は無効となり、それまでに払ってきた保険料も全額戻ってきます。

出産予定日の140日前といえば、赤ちゃんはお腹の中で6ヵ月ぐらいです。
やっと安定期に入り、ママパパともにほっと一息つく時期のはず。
体調が落ち着き、時間的な余裕もあるこの時期は、生まれてくるわが子の教育費準備についてご家庭でゆっくりと話し合うのに最適といえます。

妊娠中に学資保険へ加入するメリットとは?

●加入時期が早いほど、保険料は安くなる!

学資保険にはさまざまなプランがありますが、いずれにもいえるのは「加入時期が早いほど、月々の保険料は安くなる」ということ!

学資保険は「子どもが0歳~1歳」のうちに加入する世帯が多いのですが、妊娠中に加入すると、0歳で加入したことになりますので、保険料は1歳で入るより安くなります。

学資保険に加入した3人に1人は「子どもが0歳のうち」。先輩パパママへのアンケート結果はこちらのコラムにて。

●ゆっくり、じっくり検討できる!

子どもが生まれると、これまでの生活は一変します。
初めて経験する授乳や細切れ睡眠、おむつ替え、沐浴、予防接種・・・。先輩ママが話していた「子どもが生まれると何もできなくなるよ~」は大げさではなかったと実感するはずです。

そう、子どもが生まれてしばらくは怒涛の日々・・・。
日々の中で何かをじっくり考えたり、検討したりする時間的な余裕はそうそうありません。

もし学資保険が気になるのなら、余裕をもって検討できる妊娠中がチャンス
今のうちにご家庭でしっかりと話し合い、わが家に最適なプランを探しておきましょう。

妊娠中の学資保険加入にデメリットはある?

では逆に、妊娠中に学資保険に加入するデメリットはあるのでしょうか?
デメリットというほどではないかもしれませんが、以下、注意点をお伝えします。

●手続きの手間が増える・・・

妊娠中に学資保険に加入した場合、出産後、子どもの名前や生年月日を保険会社へ改めて伝える必要があります。うっかり忘れる・・・なんてことはないとは思いますが、子どもの戸籍が追加された時点で保険会社へ必ず連絡しましょう。加入した学資保険に担当者がいれば、この手続きのフォローもしてくれます。

●出産後の家計の状況が読めない・・・

子どもが生まれるとオムツ代、ミルク代、ベビー用品など、これまで必要なかった支出が次々と増え、家計を圧迫します。

出産前にあれこれ情報収集をしていても、出産してからはじめて分かることも多いはず。予想以上に生活費がかさみ、妊娠中に加入した学資保険の支払いが厳しい・・・なんてことにならないよう、加入前には“子どもが生まれてからのわが家の家計”をしっかりシミュレーションし、余裕をもった保険料を設定しましょう。

家計に不安が残る場合、子どもが生まれたらお住まいの自治体から支給される『児童手当』を学資保険の保険料に充てるのもひとつの手です。

自治体ごとに条件は若干異なりますが、大半が子ども0歳から中学卒業までの間、年齢に応じて月15,000円あるいは10,000円(所得によっては5,000円)が支給されます。
児童手当を学資保険料に充てることで、家計に無理なく教育資金の準備が進みますよ!

おわりに

学資保険には【出生前加入】という仕組みがあり、妊娠中でも加入できるとお伝えしました。(※保険会社によってはこの限りではありません)

妊娠中に学資保険に加入すると、月々の保険料を少しでも安くできるのが◎。
今、妊娠中で「もう学資保険に入ることは決めている!」というママパパは、出産までの時間を活かして、余裕をもってわが家に最適な学資保険プランを選ぶことができるはずです。

プロの意見も参考にしたい方は、フコク生命のお客さまアドバイザーへお気軽にご相談ください。出産後に変化するご家庭の家計や教育計画はもちろん、学資保険に関するちょっとした疑問や質問にも気軽にお答えします!

加入前のママパパから寄せられた学資保険に関する疑問や質問はこちらに掲載中!

※本記事の内容は公開日時点の情報となります。

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