しっかり知ろう!学資保険豆知識

学資保険

公開日:2021年3月

気になる!
学資保険のメリット・デメリットとは?

子どもの将来に必要不可欠なお金、それは教育資金です。
でも、子どもが生まれる前から十分な教育資金を備えているママパパは残念ながらほとんどいません。子どもが生まれたのをきっかけに考え始めるご家庭が大半でしょう。

教育資金の代表的な貯め方といえば、やっぱり学資保険です。今回は「これから学資保険を本気で検討したい!」というママパパに向けて、そのメリットとデメリットをお伝えします。

学資保険とは?

新米ママパパの中には「学資保険って、なんとなくしか理解してなくて・・・」という方もいらっしゃるでしょう。

学資保険は、子どもの将来の教育費を備える“貯蓄型”の保険。
お子さまが契約時に設定した年齢になった際、祝金や満期保険金を受取、これを進学費(=教育資金)にあてます。

また、契約者に万が一のことがあった場合(※1)、以降、保険料を払い込まなくても祝金や満期保険金を受け取ることができます。これが学資保険の最大の特長ですね。

(※1:万が一のこと:フコク生命では、契約者が死亡したとき、高度障害状態に該当したとき、または責任開始期以後の不慮の事故によりその日から180日以内に所定の身体障害状態に該当したときのことをいいます)

【学資保険の特長をおさらい】

  • 入園・入学などの節目に祝金・満期保険金が受け取れる!
  • 契約者に万一のことがあった場合、以降の保険料は払込免除となり、かつ祝金・満期保険金も受け取れる!

では、この特長(メリット)を理解したうえで、学資保険のメリットを具体的にみていきます。

学資保険のメリットは?

【メリット1】
契約者に万が一のことがあり保険料を支払えなくなったときの“保障機能”

その名のとおり学資保険は保障機能がついた保険商品です。
保険とは“いざというリスク”に備えるもので、医療保険はケガや病気に、生命保険は死亡時に備えますが、学資保険の場合は教育資金に備えることが目的となります。

子ども1人に必要な学費が1,000万円~2,000万円(※2)といわれる今。大切なわが子のためにできるだけ早くから計画的に備えたいと考えるママパパが大半ですが、一家を支えるパパ(ママ)に万が一のことが起きてしまった場合どうなるのか・・・。
貯金でコツコツ教育資金を準備していた家庭が一家を支える働き手を失ってしまうと、まず生活費の確保で手一杯になってしまい、将来の教育資金の準備どころではなくなるかもしれません。

その点、学資保険なら安心です。
契約者に万が一のことが起こった場合、以降の保険料は払込免除となり、契約時の祝金や満期保険金は保障されます。考えたくはないことですが、いざとなった場合、子どもに確実に教育資金を残せるかどうか?ここはしっかり見極めたいところです。

(※2:幼稚園~大学までの教育費の総額イメージ。国公立、私立など進路により幅が生じる)

学資保険と生命保険の違いについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

【メリット2】
確実に教育費を積み立てられる

貯金と学資保険。
将来の教育資金を計画的に積み立てるという目的はどちらも同じです。
子どもの進路により教育資金に差は出るものの、大半のご家庭では負担が大きい大学進学時の費用として200~300万円を積み立てます。

学資保険も貯金も“積み立てていく”のは同じですが、貯金の場合、自分たちの意思で自由に使えてしまうことがネックに。学校や塾、部活動など子育て中は何かと急な出費がかさみます。「今回だけちょっとここから・・・」「来月多めに貯金すればいいか」と、目先の都合に合わせてやりくりしているうちに貯金が滞ってしまうかもしれません。

一大出費となる教育資金だからこそ、長期間にわたり確実に貯め続ける必要があります。
この点、自由に使える貯金より、解約による制限がある学資保険のほうが計画的な積み立てに向いています。

教育資金の準備について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

【メリット3】
貯蓄性がある

ご存知のとおり、最近は銀行にお金を預けても金利はごくわずか。払込期間の選択によっては学資保険の返戻率のほうが期待できるでしょう。

返戻率とは、支払う保険料の総額に対して最終的に受け取る総額がいくらになるかを計算しパーセンテージで表した数字です。保険会社によりこのパーセンテージは異なるため、学資保険を考える際のポイントのひとつになります。

ただし、最終的に学資保険を選ぶ際は返戻率だけ重視するのはNG。このあたりはコラム『返戻率だけで学資保険を比較するのはNG!学資保険選びは“3つの視点”からチェック!』で詳しく紹介していますので、こちらもチェックしてみてください。

押さえておくべき学資保険のデメリット

学資保険にもデメリットがあります。

【デメリット1】
途中解約は損をしてしまう場合がある

学資保険は貯蓄型保険です。
教育資金を貯めるという目的のため途中解約の想定はありませんが、人生何が起きるか分かりません。家族や親族に予期せぬことが起こり、どうしてもお金が必要になったときは解約することもあるでしょう。その際、解約返戻金を受取ますが、多くの場合、支払った保険料より受取金額が少なくなります。

【デメリット2】
インフレに弱い

学資保険は、契約時に決めた保険料を期間内で支払い続けます。そのため契約時の予定利率は変動しません。そのため、契約期間内にインフレ(※3)になると、当初見込んだ価値ではなくなる可能性があります。

(※3:インフレーション:時の経過とともに物やサービスの価格が変わり、お金の価値が下がること)

結論、学資保険はどう選ぶべきか?

学資保険にはメリット・デメリットといずれの側面もあり、ママパパを悩ませます。

でも大丈夫。確実な積み立てか?必要なときに使える柔軟性はあるか?契約者に万が一のことが起こった際の保障はあるか?・・・など、わが家の重視するポイントを決めると検討がしやすくなります。

ちなみにフコク生命の学資保険情報サイト『みらいのつばさ』では、先輩ママパパから寄せられたさまざまな学資保険に関するよくあるご質問を掲載しています。皆さんのお悩みや疑問もこの中にあるかもしれません。あわせて「フコク生命の学資保険が選ばれる理由」や「よく選ばれるプラン例」ページもチェックしてみてください。きっと学資保険選びのヒントがみつかるはずです。

最近ではインターネット販売の保険商品も増えていますね。
ですが、「わが家に合うプランが分からない」「いろいろ確認しながら検討したい」というママパパには対面でプロのアドバイスを受けてみることをおすすめします。疑問や聞きたいことをその場で解決できますし、ご希望の保障内容と月々の保険料のバランスをプロの視点で判断し、ご家族にとって最適なプランを提案してくれますよ。

おわりに

学資保険の基本について理解できましたか?
メリット・デメリットに納得したうえで「やっぱり学資保険に入ろう!」と決めたママパパは、ここからが学資保険選びのスタートです。しっかり調べて納得のいく学資保険を選んでください。

わが家の希望をまとめるうえで、コラム『返戻率だけで学資保険を比較するのはNG!学資保険選びは“3つの視点”からチェック!』は参考になるはず。こちらもあわせてチェックしてみてください!

※本記事の内容は公開日時点の情報となります。

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