保険お役立ちコラム

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これを読めば、保険の選び方・見直し方が簡単に分かります。

収入保障保険とは?就業不能保険との違いや特徴をわかりやすく解説

死亡保険にはいくつかの種類があり、通常の定期保険の他に「収入保障保険」があります。
保険金を一括ではなく、分割して受け取るタイプの死亡保険で、もしものことがあった場合に、定められた期間、保険金を年金で受け取ることができます。
この記事では、通常の定期保険とは異なる収入保障保険のメリットや注意点を解説していきます。

1.収入保障保険とは?

収入保障保険は、定期保険と同じで万一のときに被保険者(保険の対象となっている人)の「遺族」が受け取る保険です。定められた期間内に被保険者が死亡した場合に、年金のカタチで保険金を受け取ることができる、死亡保険の一種です。

「定期保険」は被保険者が死亡した場合に保険金が一括で支払われますが、収入保障保険は年金方式で分割して支払われる点が定期保険との違いです。

もしものことがあった場合に、国の保険である遺族年金などだけでは足りない部分の収入を補い、遺族の生活を守るための保険の一つです。

フコク生命では一定期間内に死亡、または高度障害状態に該当した場合に年金形式で保険金を受け取ることができる、収入保障特約<逓減型>(2022)などの商品を取り扱っておりますので、ぜひ検討ください。

収入保障特約<逓減型>(2022)は、 「未来のとびら」(特約組立型総合保険(有配当/2022))に付加することができる特約です。

2.収入保障保険と他の保険を比較

収入保障保険と似た名前の保険に、就業不能保険や所得補償保険がありますが、これらの保険は収入保障保険とは保障の対象が異なるので注意が必要です。まずはこれらの他の保険と、収入保障保険との違いについて見ていきましょう。

就業不能保険とは

就業不能保険は被保険者(保険の対象となっている人)「本人」が受け取る保険です。就業不能保険は、死亡ではなく、病気やケガなどで働けなくなり収入が減少した場合に、自分(被保険者)自身が保険金を受け取る保険です。
死亡した場合の遺族の生活に備えるのが「収入保障保険」、病気やケガなどで自分と家族の生活に備えるのが「就業不能保険」となります。

就業不能保険は入院や療養が定められた期間継続すると保険金(給付金)が支払われます。一時金で支払われるタイプのものや毎月一定額を受け取ることができるタイプのものがあります。毎月受け取るタイプのものであればお給料の代わりのようなイメージです。

入院や療養が長期化し休業した場合、会社員などが加入する公的医療保険には傷病手当金という働けなくなった場合の収入保障の制度があります。しかし、傷病手当金で受け取ることができる金額は月給の3分の2程度なので、その不足分を補うための保障が「就業不能保険」ということになります。なお、自営業者などが加入する国民健康保険には傷病手当金の仕組はなく、休業した場合は完全に無収入となるので会社員以上に「就業不能保険」の必要性は高くなります。

フコク生命では、就業不能保障特約として「はたらくささえプラス」を取り扱っています。「未来のとびら」(特約組立型総合保険(有配当/2022))に付加することができるもので、ほかの特約と自由に組み合わせ、総合保険として万が一のときに備えることができます。

所得補償保険とは

所得補償保険も、就業不能保険と同様に、病気やケガなどをした際に自分(被保険者)自身の生活に備えるための保険です。

ただし、所得補償保険は生命保険ではなく、損害保険になります。

生命保険とは異なり、保険金を受け取れる期間は1年間などのように短期に設定されています。

また、就業不能保険などでは保険金が受け取れるまでに就業不能状態が60日~180日程度継続する必要がある場合が多いですが、所得補償保険の場合は無収入期間が7日間など短く、より早く収入を確保する安心感を得ることができます。

4種類の保険の違いまとめ

収入保障保険と定期保険、就業不能保険・所得補償保険の4種類について、基本的な要素をまとめると以下の通りになります。

  • それぞれの保険のタイプで、あくまで一般的な内容について紹介しているため、個別の商品によってはこれらと内容が異なる場合があります。詳しい保障内容などは個別の保険商品をよくご確認ください。

  定期保険 収入保障保険 就業不能保険 所得補償保険
備えるリスク 万一のリスク 万一のリスク 病気やケガなどで働けないリスク 病気やケガなどで働けないリスク
保険金の受取人 被保険者の遺族など 被保険者の遺族など 被保険者本人 被保険者本人
保険金の受取方 一括 分割 一括/分割 毎月一定額
保険の種類 生命保険 生命保険 生命保険 損害保険

3.まとめ

収入保障保険は、もしものことがあったときに残された家族の生活を守るための保険です。

一方、就業不能保険は、病気やケガによる入院や療養が長期化し働けなくなったときの本人を含む家族の収入減に備える保険です。どちらも備えておく必要性が非常に高く、生命保険を検討する場合、この2種類の保障を中心に、その他の保障を必要に応じて組み合わせていくと良いと言えます。

フコク生命では、様々な特約を組み合わせて保障を選べる特約組立型総合保険「未来のとびら」を扱っておりますが、この保険でも「収入保障保険」と「就業不能保険」を特約として組わせることが可能ですので、保険選びで迷った方はお気軽にご相談ください。

フコク生命は、「ライフコンパス」をお届けしています。

「ライフコンパス」とは、将来のリスクに対する備えについて、公的保障を含めた収支シミュレーションをもとに、わかりやすくお伝えするサービスです。
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