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フコク経済情報 マンスリーエコノミックレポート

2017年3月号のマンスリーエコノミックレポートをお届けします。

国内外経済の動向

転換点を迎えるマカオ経済

ポイント
  • 1.マカオのカジノビジネスは拡大する中国人富裕層の取り込みとカジノ経営権を外資に開放したことにより世界最大のカジノ市場に発展した。
  • 2.マカオのカジノ収益は中国人富裕層に依存している部分が大きく、中国の習近平指導部による「反腐敗・汚職摘発運動」や中国経済が高速成長から中高速成長に移行したことにより、2015年以降のカジノ収益は大きく落ち込んだ。
  • 3.VIP層を中心にしたカジノビジネスからマス層へ軸足を移し、「観光とレジャーの世界的な拠点」となるべく、ホテル客室数の増加、統合型リゾート化、インフラ整備といった色々な改革が行われている。
  • 4.カンボジアやフィリピンのカジノの台頭などにより、アジアのカジノ業界は勢力図が変わりつつある。マカオが復活を遂げる道は険しく、カジノのみに依存しない経済となるには真に改革を求められる。

アナリストの眼

観光立国への道~モノ消費から体験型観光などコト消費へ~

  • 1.訪日外国人数は順調な拡大が続く一方で、消費についてはけん引してきた中国人旅行者によるショッピングの減少などから伸びが鈍化している。
  • 2.「訪日で期待すること」に関しての調査では、依然として「日本食を食べること」が多いものの、「ショッピング」よりも「自然・景勝地観光」の回答が上回るなどモノ消費から体験型観光などコト消費へのシフトがみられる。
  • 3.政府は「明日の日本を支える観光ビジョン」の中で、観光産業の革新や観光資源の魅力を活かした地方創生などの各種施策を全方位的に打ち出している。こうした中で官民が一体となり市場を整備・創造していくことが重要といえよう。

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