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フコク経済情報 マンスリーエコノミックレポート

2017年5月号のマンスリーエコノミックレポートをお届けします。

国内外経済の動向

目標に近づく米国の物価と今後の利上げ

ポイント
  • 1.個人消費支出デフレーターは4年10ヵ月ぶりにFRBが目標とする2%を超過し、コア個人消費支出デフレーターについても目標に近づいている。
  • 2.物価全体への影響が大きいサービス価格の上昇は、住居、医療費など一部品目が押し上げている面が強く、インフレ圧力の広がりは限定的で過熱感はみられない。
  • 3.米新政権の政策運営や株価動向などの不確定要素がFRBの利上げ回数を増減させる可能性はあるものの、2017年における一段のインフレ加速は限られるとみられることから、インフレの昂進が利上げペースを速めることはないだろう。

アナリストの眼

国内医薬品業界の動向

  • 1.2017年中ごろ、厚生労働省の「医薬品産業強化総合戦略~グローバル展開を見据えた創薬~」は、後発医薬品の数量シェア80%以上の目標達成時期を具体化することに伴い見直しが実施される予定である。同省の「次の一手」に注目が集まろう。
  • 2.戦略の一丁目一番地はイノベーションの推進であり、「オール厚労省」でのベンチャー支援体制と「エコシステム」の構築が柱となっている。産学官連携によるバイオベンチャーの振興が期待される。
  • 3.我が国のバイオベンチャー企業群は、米国と比べると時価総額など規模の面で見劣りするものの、技術水準では引けを取っておらず、成長ポテンシャルは高い。我が国の医薬品産業が世界に伍していくために求められるのは、総力をあげての取り組み、特にバイオベンチャーの支援など政府の思い切った政策とその実行力であろう。

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