単独型DCプラン - 導入パターン

既存の退職金・企業年金制度がある場合には、制度の現状から、もっとも適した導入方法を検討する必要があります。

  • 確定拠出年金(企業型)を導入する場合には、労使の合意が必要です。

  • 企業年金制度および退職金制度の資産を確定拠出年金(企業型)に移換する事ができます。

上乗せタイプ

既存の退職金・企業年金制度は変更せずに、確定拠出年金を上乗せする形で導入します。

メリット

  • 従業員にとっては福利厚生制度の充実

  • 転職時のポータビリティが一部確保される

上乗せタイプイメージ

全部制度移行タイプ[企業年金]

既存の退職金・企業年金制度を廃止して、確定拠出年金に移行します。

メリット

  • 退職給付債務は圧縮される

  • 転職時のポータビリティが確保される

全部制度移行タイプ[企業年金]イメージ

一部制度移行タイプ[企業年金]

既存の退職金・企業年金制度の一部を確定拠出年金に移行します。

メリット

  • 退職給付債務は部分的に圧縮される

  • 転職時のポータビリティが一部確保される

一部制度移行タイプ[企業年金]イメージ

一部制度廃止タイプ[退職一時金]

退職一時金の一部を廃止して確定拠出年金に移行します。

メリット

  • 退職給付債務は部分的に圧縮される

  • 転職時のポータビリティが一部確保される

一部制度廃止タイプ[退職一時金]イメージ

将来分移行タイプ

既存の退職金・企業年金制度の一部を廃止して、将来勤務期間部分から確定拠出年金に移行します。

メリット

  • 退職給付債務は部分的に圧縮される

  • 転職時のポータビリティが一部確保される

将来分移行タイプイメージ

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