【初心者向け】定期保険とは?
基礎知識をわかりやすく解説!

この記事でわかること
定期保険って具体的にどんな保険なんでしょうか?メリット・デメリットも知りたいです。
定期保険とは、保険期間中に死亡または高度障害状態になった場合に、保険金を受け取れる保険です。
この記事では、定期保険についての基礎知識をわかりやすく解説します。メリット・デメリットや定期保険はどんな人に向いているのかも紹介しますの、でぜひ参考にしてみてください。

「定期保険って具体的にどんな保険なんだろう?」「定期保険のメリット・デメリットを知りたい」など、定期保険について知ったうえで保険を検討したいという方もいらっしゃると思います。
この記事では、定期保険の特長やしくみ、種類、メリット・デメリットを解説します。保険を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

定期保険とはどんな保険?特長やしくみを知ろう!

まずは、定期保険とはどのような保険なのか、特長としくみを見ていきましょう。

定期保険の特長

定期保険とは、契約時に定めた保険期間中に死亡または高度障害状態になった場合に、保険金を受け取れる保険です。定期保険は、保険期間満了時の満期保険金等はない保険なので、途中解約しても解約払戻金がないことがほとんどですが、保障が一生涯続く終身保険と比べると月々の保険料は一般的に割安になっています。
終身保険は定期保険と同じく死亡または高度障害状態に該当した場合に保険k人が支払われる保険ですが、保障が一生涯続くので、基本的に加入者全員に保険金が支払われる保険です。そのため保険料は定期保険よりも高くなりますが、その分、途中解約した場合の解約払戻金は多くなります。

定期保険のしくみ

定期保険には、「年満了」と「歳満了」の2つのタイプがあります。それぞれの違いは、以下のとおりです。

  • ● 年満了:保険加入を年数で定めるタイプで更新型とも呼ばれます。10年・20年・30年などがあります。
  • ● 歳満了:設定した年齢を迎えた時点を保険期間の満了とするタイプで全期型とも呼ばれます。50歳満了・60歳満了などがあります。

定期保険は、加入年齢が同じ場合は保険期間が短くなるほど保険料は安くなります。年満了タイプの方が、一般的に保険期間が短いので、保険料が割安となることが多いです。しかし保険期間が短いと満了後も保障が必要な場合は保険を更新する必要があり、一般的に更新するごとに保険料が上がっていきます。一方、歳満了タイプの方は、一般的に保険期間が長いため年満了タイプと比べると加入時の保険料は高くなりますが、年満了タイプのように更新する必要がないので、全体で見ると、歳満了タイプの方がトータルの保険料が安くなるケースが多いです。

定期保険の種類

定期保険には、一般的な定期保険のほかに逓減定期保険、収入保障保険などがあります。
ここでは、それぞれの違いを説明していきます。

一般的な定期保険

一般的な定期保険は、平準型と呼ばれることもあります。平準型の定期保険は、保障期間中に受け取れる保険金額が一定で、満期になると更新するか終了するかを決められる保険です。
フコク生命の商品では、定期保険特約が一般的な定期保険にあたります。

  • 「定期保険特約(2022)」は特約組立型総合保険「未来のとびら」に付加できる特約です。

逓減定期保険(ていげんていきほけん)

逓減定期保険とは、保障期間が経過するにつれてだんだん保険金額が減っていくタイプの定期保険です。一般的な逓減定期保険は死亡保険金を一括で受け取ります。
一般的に、子どもの成長とともに世帯主の必要な保障額は減っていきます。
逓減定期保険は、それにあわせて保険金額が徐々に減っていく保険なので、その分保険金が一定の平準型に比べると、保険料が割安に設定されています。ライフプランの変化に合わせて、より合理的に万一の場合に備えることができるのです。

収入保障保険

収入保障保険は、定期保険の一種ですが、保険金を一括で支払わず年金形式で分割で支払う点が定期保険とは異なります。
分割で保険金を支払うため、未払いの保険金には保険会社で利息を付けます。よって、一括で保険金を受け取る定期保険よりも収入保障保険のほうが受取総額は多くなります。一般的な収入保障保険は年金受取期間が“10年間”など確定していますが、この受取期間を“保険期間満了まで”と定めるタイプのものもあります。このタイプの収入保障保険は、死亡(または高度障害に該当)するのが遅くなればなるほど、年金の受取回数が少なくなります。
このタイプの収入保障保険は、前述の逓減定期保険と同じく保険期間の経過とともに受取総額が減っていくため、保険期間トータルの保険料が安く、必要保障額の推移にあった保障を、年満期や歳満期の定期保険よりも合理的に備えることができるところが特長となっています。
フコク生命の収入保障特約<逓減型>では、万一のときは、年金を保険期間の満了まで受け取れますので、気になる方はこちらから詳細を確認してみてください。

  • 「収入保障特約<逓減型>(2022)」は特約組立型総合保険「未来のとびら」に付加できる特約です。

定期保険のメリットとは?

定期保険にはメリット・デメリットどちらもありますが、まずはメリットからご紹介します。

保険料を抑えて手厚い保障を得られる

定期保険は、終身保険と比べて保険料が安く設定されていることが多いです。月々の保険料を抑えて、一定期間手厚い保障を受けることができます。

子どもの教育費がかかる期間だけ、など特定の期間の保障を手厚くできる

“子どもの教育費がかかる期間だけ”、“住宅ローンを支払い終えるまで”など、必要な期間の保障を手厚く設定できるのも定期保険のメリットです。
終身保険のようにどこまでも保障が続くわけではないので、保険期間中に死亡または高度障害状態に該当しなければ、何も受け取れません。だからこそ、必要な期間の保障を安く備えることができます。

ライフステージの変化で保険を見直しやすい

定期保険は保険期間を自分で設定できる保険なので、一生涯保障が続く終身保険とは異なり、保障を続ける場合は“更新”が必要です。しかし、この更新があることで、その都度ご自身のライフステージに応じて保険を見直しできる、ということも定期保険のメリットのひとつと言えます。
終身保険などを見直して別の保険に変更してしまうと、それまで高い保険料を払って保険期間が長い保険を継続してきた意味がなくなってしまいます。しかし、定期保険であれば、元々必要な期間のみの保障なので、そのような心配なく保障を見直しすることができます。

定期保険のデメリットとは?

保険を検討する際にはメリットだけではなくデメリットも知っておくことが大切です。定期保険のデメリットとしては主に以下の2つがあげられます。

更新するたびに月々の保険料があがる

年満了タイプの定期保険で、満期を迎えた際に更新する場合、保険料はその時点の被保険者の年齢や状況に応じて改めて設定されます。そのため、更新時の年齢が上がるにつれて月々の保険料が上がることがデメリットです。
ただし、保障額を下げて更新すれば、月々の保険料が上がるのを抑えることも可能です。定期保険は「一時的に保障を手厚くしたい」という方に向いており、更新を迎えるタイミングで必要に応じて保険金額を見直したり、非更新としたりするのがよいでしょう。

一生涯の保障ではない

終身保険とは異なり、定期保険は保障が一生涯続くものではありません。保険会社によって異なりますが、更新したいと思っても更新可能な年齢には上限があるのがデメリットと言えるでしょう。また、一般的に解約払戻金や満期保険金もないため、貯蓄性の観点からは老後の備えに向かない保険です。

まとめ

定期保険は保障期間中に死亡または高度障害に該当したときに保険金が受け取れて、「子どもが大きくなるまで」「住宅ローンの返済が終わるまで」など一定期間の保障を月々の保険料を抑えつつも手厚くしたい人向いている保険なんですね。ライフステージに合わせて保険の見直しがしやすい点も魅力的です。
定期保険のしくみや特長、メリット・デメリットを説明しましたが、終身保険との違いについて知りたい方は「定期保険と終身保険の違いとは?自分にあった保険の選び方!」の記事もご覧ください。
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