定期医療保険はこんな人におすすめ!
メリット・デメリットから
加入を検討したほうが
いい3つのケースまで紹介

この記事でわかること
医療保険のうち、定期医療保険はどんな人におすすめなのでしょうか?
定期医療保険は、保障期間が一定期間で満了する医療保険です。そのため、ライフステージに合わせて最適な保障を見直したい方におすすめです。この記事では、定期医療保険のメリットやデメリットを解説したうえで、どのような人におすすめなのかも詳しく紹介しますので、定期医療保険への加入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
  • 本記事の内容は公開日時点の情報となります。法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。
  • 本記事では、一般的な例を記載しています。本記事で言及している保険商品・保障内容等について、当社では取扱いの無い場合がございます。 詳細は取扱いのある金融機関にお問合わせください。
目次

そもそも、定期医療保険とは?

定期医療保険とは、保険期間があらかじめ決められている医療保険です。

そもそも、医療保険には、定期医療保険と終身医療保険があります。
終身医療保険と比較すると、一般的に定期医療保険は“加入時の保険料が安い”ことが最大のメリットです。一方、定期医療保険は保険期間が終わると保険を更新しないと保障がなくなってしまいます。この更新をするたびに“保険料が高くなっていく”ことがデメリットといえますが、保障の見直しを前提に加入する場合は、このデメリットもデメリットではなくなる場合があります。
終身医療保険は、この更新がないことがメリットといえます。

終身医療保険について、詳しく知りたい方は「終身医療保険とは?メリット・デメリットやどんな人におすすめかなど徹底解説!」も参考にしてください。

正しく理解しよう!定期医療保険のメリットとデメリット

どの保険にもあるように、定期医療保険にもメリットとデメリットがあります。
しかしながら、メリットとデメリットは絶対的なものではなく、人によって異なります。ある方にはデメリットなことでも他の方にとってはメリットになる場合もあるので、それぞれを正しく理解することで、自分に合った保険がどれかがより明確になるでしょう。

ここでは、定期医療保険のメリットとデメリットについて解説します。

定期医療保険のメリット

まずは、定期医療保険のメリットを3つ紹介します。

加入時の保険料が割安

前述のとおり、定期医療保険は更新ごとに保険料が上がっていく保険です。そのため、終身医療保険と比較し、加入時の月々の保険料が割安となります。

定期医療保険と終身医療保険で加入時の保険料が異なるのは、終身医療保険は保障が一生涯続くため、あらかじめ高齢になってからの保障も保険料に織り込まれているためです。

一方、定期医療保険は終身医療保険のように保険期間が長くないので、高齢になって必要になってくる保障に対する保険料があらかじめ織り込まれていません。そのため、加入時の保険料が安く設定されますが、更新後は保険料が高くなります。

保障内容を見直しやすい

繰り返しになりますが、定期医療保険は一定期間を保障する医療保険なので、保険期間満了時に、「更新」と呼ばれる手続きが必要です。この更新時に継続加入するか否かを選択できます。

更新のタイミングで一部の保障を解約・減額して保険料を調整したり、更新せずに別の保険に加入し直すことも可能なので更新のある定期医療保険は保障内容の見直しがしやすい医療保険といえます。

保険は、ライフステージに合わせて見直すことが大切です。独身時代は最低限の保障でいいと思っていても、お子さまが生まれると家族のために手厚い保障が必要になってきます。ライフステージが変化すれば、保険で備えるべき金額やリスクが変わりますので、保険を見直すのがおすすめです。
一方の終身医療保険は、加入時の保障内容が一生涯続く保険で、更新の必要がありません。あらかじめ将来必要な保障分の保険料を支払っているため、見直して他の保険に加入するとその分の保険料が無駄になってしまう場合があるのがデメリットといえます。

大きな保障を準備できる

定期医療保険は、月々の保険料を抑えながらも大きな保障を準備できることもメリットです。
終身医療保険で保障内容を手厚くしようとすると、どうしても保険料が上がってしまいます。
お子さまが大きくなるまで、家のローンを払い終わるまでなど、大きな保障が欲しい期間に合わせて加入できるのが定期医療保険の良いところです。

定期医療保険のデメリット

では、定期医療保険にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
ここでは、主なデメリットを2つ紹介します。

満期を迎えると保障がなくなる

保険が満期を迎えると保障がなくなることが、定期医療保険のデメリットです。
終身医療保険は満期がなく、保障が一生涯続きますが、定期医療保険は一定期間で満期となり、更新しない場合はその後の保障はなくなります。

更新ごとに保険料が上がる

定期医療保険の更新後は更新前とは異なる保険料になります。
一般的に年齢が上がるほど病気のリスクも上がるため、更新のたびに保険料は上がっていきます。

定期医療保険のメリット・デメリットを比較

定期医療保険のメリットとデメリットを表にまとめました。

メリット
・加入時の月々の保険料が一般的に安いため、負担が少ない
・更新のタイミングで保障内容を見直しできる
・保険料を抑えながら保障を手厚くできる
デメリット
・支払期間に関係なく満期になったら保障がなくなる
・更新するたびに保険料が上がっていく

加入時には気にならなかったデメリットが年を重ねていくにつれてネックになってしまう場合もあります。
この先のライフステージの変化などもイメージしながら、検討することをおすすめします。

定期医療保険はこんな人におすすめ!一般的に加入を検討したほうがいいといわれる3つのケースを紹介

ここまで定期医療保険のメリットとデメリットを解説してきましたが、では一体どのような人に定期医療保険はおすすめなのでしょうか。
定期医療保険の加入を検討したほうが良い3つのケースを紹介します。

1. 保険料を安くしたい人

定期医療保険は加入時の保険料が割安となる医療保険のため、まずは何よりも今の月々の保険料を安く加入したいという人におすすめです。

ただ、前述のとおり、年齢が上がるにつれ保険料が高くなるため、長い期間で見ると支払保険料総額は増えますが、今の保険料を安くしたいという人は定期医療保険があっています。

2. こまめに見直しを行いたい人

今後、ライフステージが変化する可能性があり、こまめに見直しを行いたい人にも、定期医療保険がおすすめです。

ライフステージが変化した場合、保障内容を手厚くしたり、保険料を抑えたりする必要が出てきます。
その際、終身医療保険のように途中で保険を見直すタイミングを取りにくい医療保険だと、ライフステージに合わせて適切な保険を選べないかもしれません。

しかし、定期医療保険は一定期間で更新の時期がくるため、必然的に「加入している保険をどうするか?」と考える必要がでてきます。このタイミングで別の保険に切り替えたり、保障内容を手厚くしたりと見直しができます。

また、医療技術は日々進歩しています。定期的に保険を見直して新しい医療保険にアップデートすれば、最新の医療事情に沿った保障で無駄なく備えることができるでしょう。

3. 一定期間だけ保障を手厚くしたい人

定期医療保険をおすすめしたい人の特徴に、一定期間だけ保障を手厚くしたい人も含まれます。
例えば、「子どもが小さいうちだけ」「両親の介護中だけ」といった形で、万が一のときに保障があると安心な時期だけ、選んで加入すると良いでしょう。

結局、どう選ぶ?あなたにとっての最適な考え方とは

ここまで、定期医療保険のメリットやデメリットを紹介し、おすすめしたい人の特徴などを解説しましたが、医療保険だけ備えておけば十分というわけではありません。
家族構成や資産状況などの条件によっては他の保障も必要になってきます。

適切な保険を選ぶためには、まずはご自身にどのようなリスクがあるのかについて把握する必要があります。
そして、準備すべき金額を考えるためには、挙げたリスクにどれくらいの費用がかかるのか、公的保障でどの程度カバーできるのかといった知識も必要です。

定期医療保険は「1.保険料を安くしたい人」、「2.こまめに保険の見直しを行いたい人」、「3.一定期期間だけ保障を手厚くしたい人」に向いているんですね。とはいえ公的保障でどの程度カバーできるのかあまりよく分からないな…
公的保障の内容は多岐に渡るので、すべてをひとりで調べて把握するのは難しいでしょう。

フコク生命では、お客さまからの相談を無料で受け付けており、将来の不安や保険の疑問点を解消するサポートを行っています。
将来のリスクに対する公的保障を含めた収支シミュレーションをもとに、それぞれのケースに合わせてわかりやすくご説明しています。

無料相談をご希望の方は、お問合わせフォームから、お気軽にお問い合わせください。
  • 本記事の内容は公開日時点の情報となります。法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。
  • 本記事では、一般的な例を記載しています。本記事で言及している保険商品・保障内容等について、当社では取扱いの無い場合がございます。 詳細は取扱いのある金融機関にお問合わせください。
他のカテゴリーを見る

\あなたにぴったりな特約がわかる!/

未来のとびらおすすめ特約シミュレーションはこちら