フコク経済情報

2026年3月号の「フコク経済情報」から、一部を抜粋してお届けします。

国内外経済の動向

大国に翻弄され続けるベトナム

ポイント

  1. 1.

    近年目覚ましい成長を遂げるベトナムだが、歴史を振り返れば、大国の都合により長い戦争の時代を経験してきた。

  2. 2.

    ベトナム戦争の終結で南北統一を実現した後も国際社会から孤立し、経済的に窮地に追い込まれた。だが、ドイモイ政策を実施して市場経済を取り入れるとともに融和的な外交政策に転換し、経済は軌道に乗り始めた。

  3. 3.

    トランプ大統領の再任は引き続きベトナムの運命が大国に左右されることを浮き彫りにした。もう一つの大国である中国の影響力が増大する中、特定の国に与しない柔軟な姿勢での外交政策がどこまで維持できるかが注目される。

アナリストの眼

堅調な出荷額が続く白物家電業界

ポイント

  1. 1.

    白物家電の金額ベースでの国内出荷額が堅調である。過去の中国人観光客の爆買いやコロナ禍の巣ごもり特需とは違った動きが見られる。

  2. 2.

    ルームエアコンの伸長と高単価商品がけん引している一方、電気冷蔵庫や電気洗濯機などは低迷している。

  3. 3.

    「時短」、「省エネ」、「健康」など付加価値のついた商品が人気となっている。AIの活用など、革新的な商品が出てくるかが今後のカギとなってこよう。

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