社員配当金について

フコク生命が相互会社であること、配当への想い

 フコク生命は相互会社です。相互会社とは保険会社にのみ認められた株主がいない会社形態のことです。ご契約者が保険団体を構成し互いに助け合う相互扶助の精神が保険の精神であり、相互会社は、この相互扶助の精神から生まれたご契約者を中心とする組織です。フコク生命は創業以来、この相互会社形態を貫く日本で唯一の会社です。
 フコク生命は、いかなることがあっても保険金・給付金等を確実にお支払いするために強固な財務基盤を築くとともに、配当還元の充実を通じて、ご契約者の実質的な保険料負担の軽減に努めてまいりました。
 配当還元を加速させ、ご契約者の配当に対するご期待に応えてまいります。

2024年度決算における社員配当金の概要はこちら

社員配当金の仕組み

当社の保険のほとんどは社員配当金をお支払いする仕組みのある有配当保険です。社員配当金については、保険契約の長期性をふまえ、ご契約者に安定的なお支払いができるような水準としております。社員配当金は、加入年度、保険種類、払方、性別、年齢、入院給付金の支払有無や保険金額などにより、お支払いする金額が異なり、ゼロとなる場合もあります。

  • たとえば、2001年4月1日以前のご契約のなかには、主契約の実際の運用収益が予定を下回ることから定期保険特約等の剰余金などを含めてみても利益がマイナスとなるものがあり、その場合には2024年度決算では社員配当金をゼロとさせていただきました。

危険差配当金の例

実際の保険金支払額が保険料設定時に想定した予定を下回った場合に、社員配当金(危険差配当金)をお支払いすることができます。

危険差配当金の例

利差配当金の例

実際の運用収益が保険料設定時に想定した予定を上回った場合に、社員配当金(利差配当金)をお支払いすることができます。ただし、足元の運用収益が予定を上回っていても、将来の運用収益が予定を下回ると見込まれる契約については、社員配当金をゼロとしております。

利差配当金の例

実際の運用収益が保険料設定時に想定した予定を下回った場合であっても、予定に満たない部分は当社が保証しますので、ご加入時にお約束した保険料を変更することはありません。

配当のタイプ

5年ごと配当タイプ・
5年ごと利差配当タイプ
ご契約の5年後から5年ごとに社員配当金をお支払いします。

2025年度は、2000年度、2005年度、2010年度、2015年度および2020年度にご加入の契約が5年ごとの社員配当金の支払時期に該当します。 5年間の配当を合算し、これに利息を加えた合計額をお支払いします。 ただし合計額がマイナスの場合はゼロとします。
毎年配当タイプ 約款の定めに従い、 ご契約の1年後または2年後から毎年社員配当金をお支払いします。

2022年4月以降にご加入された「未来のとびら」や「ワイド・プロテクト」などについては、ご契約の1年後から社員配当金をお支払いする仕組みとなっています。

上記の配当金に加えて、所定の条件を満たすご契約に対して長期継続特別配当金などをお支払いします。

自己資本の充実と配当還元について

お約束した保険金等を確実にお支払いするため保険料は一定程度の安全を見込んで設定しており、生じた剰余金は自己資本の充実と配当還元に充てています。

配当差引後の剰余金は保険収支の累計額にもとづき算定され、不測の事態(大災害や株価暴落など)に備えるために諸準備金(危険準備金や価格変動準備金など)の積立てに充てて、自己資本の充実を図っております。

  • 保険料等収入に資産運用収益・費用を加えた額から、保険金等支払金や事業費等を控除した額

配当差引後の剰余金【イメージ図】

配当差引後の剰余金

当社においては、自己資本の充実度をふまえネット・アセット・シェアの一部を満期時に特別配当としてお支払いしており、今年度より、満期を迎える前により早くより多くの配当をお返しするため、THE MUTUAL プラス配当を新設いたしました。

2024年度にご加入の「未来のとびら」(10年更新型の定期保険特約)のネット・アセット・シェア【イメージ図】

ネット・アセット・シェア

  • (注)

    上記の図は、2024年度決算配当率で据え置いた場合のイメージです。

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