マンスリーエコノミックレポート

2020年2月号のマンスリーエコノミックレポートをお届けします。

国内外経済の動向

減速が続く中国経済

ポイント

  • 1.中国にとって2020年は第13次5ヵ年計画の最終年、「小康社会の全面的完成」を目指す重要な節目であり、景気の安定が最優先される。ただし、必要以上に景気を押し上げることに慎重な姿勢が窺え、あくまでも景気を下支えするという政策スタンスとなろう。
  • 2.米中貿易交渉が「第一段階の合意」に達したが、「第二段階」に向けて中国は国家主権に関わる重大な原則は譲らない構えであり、交渉が難航することは想像に難くない。再び米中の対立がヒートアップする可能性も否定できず不透明感は残る。
  • 3.景気の安定が求められる一方、過剰な景気刺激は債務問題など将来への懸念を高める。引き続き中国政府は難しい政策の舵取りを迫られよう。

アナリストの眼

伸び行く航空機ファイナンス市場

  • 1.世界的な旅客需要の増大を背景に、航空会社が機材を調達するための資金調達手段として、近年航空機ファイナンスが注目されている。
  • 2.航空機ファイナンスは、航空機というアセットに基づいたファイナンスであり、資金の出し手となる金融機関は航空会社の信用力のみならず、対象となる機材が生み出すキャッシュフローと資産価値について十分に分析する必要がある。
  • 3.航空会社のデフォルト時における機材の回収には実務面のハードルがあるため、平常時から可能な限り債権回収のオペレーションを想定しておくことが肝要である。
  • 4.今後も中型機材向けを中心に航空機ファイナンスの市場規模は拡大が見込まれており、更なる投融資の機会の増加に繋がることが期待される。

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