マンスリーエコノミックレポート

2019年10月号のマンスリーエコノミックレポートをお届けします。

国内外経済の動向

暗雲立ち込める日本経済の行方

ポイント

  • 1.日本の実質GDP成長率は、外需の弱さを内需の底堅さが補う形で、1%弱とされる潜在成長率を3四半期続けて上回ったが、GDP以外の経済指標は冴えない動きとなっており、停滞感を示している。
  • 2.9月から米中が互いに追加関税を発動するなど、米国と中国の対立が一層深まっており、その悪影響が世界経済に広がることが懸念される。FRBが利下げを実施するなど各国中銀の緩和的な金融政策スタンスは下支えとなるものの、日本経済においては、外需の弱さからの下押し圧力に加え、円高も重石となる。
  • 3.米中貿易摩擦問題などリスク要因は山積しており、これらリスクの顕在化で世界経済が失速すれば、金融資本市場の混乱も相俟って、足元で底堅さを保つ内需へ悪影響が及び、景気が腰折れする可能性がある。

アナリストの眼

株価と為替の相関について

  • 1.リーマンショック以降、日本の株価と為替の相関は急激に高まった。
  • 2.日本株と為替の相関関係の背景には、投資家のリスク回避行動やプログラムトレードの存在がある。
  • 3.相関関係を考慮せずに、投資を行うと非合理的な行動をとってしまうリスクがある。

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