当社は創業以来、相互会社形態を堅持する日本で唯一の会社です。
当社の実質的な創業者である第二代社長の吉田義輝は、「ご契約者本位」という想いのもと、相互会社形態にこだわりました。それは、ご契約者が保険団体を構成し互いに助け合う“相互扶助”が保険の精神であり、相互会社は、この“相互扶助”の精神から生まれたご契約者を中心とする組織だからです。
国民生活に密接に関連した公共性の高い生命保険業は、超長期のサステナビリティを前提とします。従って、株主がいないため過度な成長ではなく、お客さまを守るための成長を志向できる相互会社形態が生命保険業には最も適していると考えております。
当社は、超長期のサステナビリティを求め、相互会社として生命保険業を営んでおります。生命保険は、お客さまとの一生涯にわたる、さらには世代を超える約束であり、終わりのない仕事です。未来永劫お客さまとの約束を守るためには、会社が持続的に成長し存続していかなければなりません。
その前提として、持続可能な社会が必要であり、こうした社会をつくっていくための企業活動は当然のことと考えます。“相互扶助”の精神にもとづく企業活動の一つひとつを通じて、安心で持続可能な社会の実現を目指してまいります。
当社は「事業への親和性」、「ステークホルダーへの影響度」の観点から7項目を優先取組項目に設定し取り組んでおります。
2015年9月に「国連持続可能な開発サミット」で採択された、世界の貧困をなくし持続可能な世界を実現するための国際社会共通の目標(Sustainable Development Goals)のことです。2030年までに解決を目指す国際目標であり、17の目標と169のターゲットで構成されています。
ゴール | 取組内容 | |
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1 |
貧困をなくそう |
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2 |
飢餓をゼロに |
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3 |
すべての人に健康と福祉を |
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4 |
質の高い教育をみんなに |
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5 |
ジェンダー平等を実現しよう |
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6 |
安全な水とトイレを世界中に |
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7 |
エネルギーをみんなにそしてクリーンに |
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8 |
働きがいも経済成長も |
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9 |
産業と技術革新の基盤をつくろう |
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10 |
人や国の不平等をなくそう |
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11 |
住み続けられるまちづくりを |
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12 |
つくる責任つかう責任 |
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13 |
気候変動に具体的な対策を |
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14 |
海の豊かさを守ろう |
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15 |
陸の豊かさも守ろう |
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16 |
平和と公正をすべての人に |
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17 |
パートナーシップで目標を達成しよう |
2025年3月時点