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代表取締役社長 渡部 毅彦

TOP MESSAGE

社長メッセージ

目指すは“最優”の生命保険相互会社
ブレない未来を共に創っていきましょう。

フコク生命がフコク生命であり続けるために
フコク生命らしさを貫いていく。

フコク生命は、1923年に「ご契約者本位」という想いのもと、相互会社として設立されました。フコク生命には、初代社長、根津嘉一郎の資本家としての「利益に重きを置いた経営」(利己)と、第二代社長、吉田義輝の相互会社への想いである「ご契約者の利益擁護」(利他)という二つの源流が根底にあります。必要であれば積極的にリスクをとり差別化戦略で収益性を追求する一方、保険の公共性を十分に認識し相互会社としての使命を果たす、つまり利己と利他を同時追求してきた会社、それがフコク生命です。

根津の想いは「最大たらんよりは最優たれ」という社是に、吉田の想いは「お客さま基点」という価値観に受け継がれています。フコク生命がフコク生命であり続けるためには、創業から脈々と受け継がれている想いやフコク生命が何のために生命保険事業を行っているのかといった、原点が欠かせません。

現在も次代の相互扶助である「THE MUTUAL」として受け継がれているように、ぶれずに筋を通していくこと。もちろん戦略は変えていく必要がありますが、これまでの100年間を受け継ぎ、フコク生命らしさを貫いていきたいと思っています。

相互会社としての使命-「配当還元」
新中計を着実に実施し、
配当還元の加速・職員の処遇改善へ。

フコク生命は、相互会社形態を創業以来貫く日本で唯一の生命保険会社として、これからもお客さまを守るための成長を追求していきます。安定した財務基盤のもと、個人保険分野で12年連続の増配を実施していますが、これも相互会社という形態を維持し続け、堅実経営を実践しているからといえます。

経営ビジョンとして「お客さま満足度No.1の生保会社となる」を掲げ、2025年度から新たな中期経営計画「THE MUTUAL ACT 2027」をスタートしました。相互会社としての使命である配当還元のさらなる充実を図るためには、成長し利益を上げていくことが必要です。当社はこれを海外や他業態への進出ではなく、国内生保事業に集中し、強固な自己資本を裏付けとしたリスク・テイクにより実現していきます。

デフレと日銀の異次元緩和の収束は、当社にとってポジティブな変化です。これまで取り組んできた配当還元の充実によるお客さまの実質的な保険料負担の軽減や、魅力的な貯蓄性商品の提供によりお客さまの安定的な資産形成にお役に立つことが、ますます重要になります。まさに、フコク生命の出番だと考えています。

また、強固な財務基盤のもと、これまでの配当還元と自己資本の充実を主眼とした利益配分を変更し、「ご契約者への配当還元」「従業員の処遇改善」そして「内部留保」の順序で利益配分することを2024年に公表しました。この「新たな利益配分方針」のもと、職員の賞与や初任給を引き上げました。配当還元を加速しつつ、職員の生活水準および働きがいを向上させるための処遇改善に引き続き取り組んでいきます。

ぶれない個性で、
新たな価値を創造してほしい。

私がフコク生命を選んだのは、「最大たらんよりは最優たれ」という当社の社是に強く惹かれたからです。フコク生命は、財務内容が良好で健全性が高いため「石橋をたたいても渡らない」というイメージを持たれがちですが、実は果敢な挑戦の歴史を持つユニークな存在です。それは業界初の商品開発や強固な自己資本を裏付けとした資産運用におけるリスク・テイクなど差別化の歴史が物語っています。

フコク生命がこれからの100年に向け更なる発展を目指すうえで、職員に求めていることは「ご契約者本位」や「相互扶助」といった軸をぶらさずに日々の仕事に取り組むこと。そのうえで、変化に合わせて新たな価値や商品・サービスを生み出していくことです。

当社は、様々な能力を持つメンバーが心おきなく活躍できるよう、サーバント型のリーダーシップを志向する組織です。新しい力となってくれた皆さん一人ひとりの個性を生かせるよう、会社全体がサポートしていきます。

「THE MUTUAL ACT 2027」は、トップダウンとボトムアップの融合を掲げた、職員参画型の中計です。実際、中堅・若手職員が策定にもかかわり、役員ディスカッションの場でも見事なプレゼンを披露し、社外役員の方々からお褒めの言葉をいただきました。

ぜひ個性をぶらすことなく、新しい価値の創造に思う存分取り組んでもらいたいと思います。

しっかり自分で考え、原理原則を貫く
それが、フコク生命のDNA

フコク生命に入社してからこれまで、長く資産運用部門を経験してきました。資産運用のDNAを一言で表現するのは難しいのですが、私が先輩方から言われてきた言葉に「他社がやっているからは絶対に通用しない」があります。他社がやっているのになぜやらないのか、収益機会を逃すのではないか、といった雑音に耳を貸さず、「安い時に買って、高い時に売る」という投資の原理原則をいかに貫けるか。言葉にすると簡単なようですが、これを実行することは本当に難しい。どんな仕事においても同じです。一人ひとりがしっかりと自分で考え、原理原則を貫く。これこそが当社のDNAだと思っています。生命保険はお客さまとの一生涯にわたる、さらには世代を超える約束であり、終わりのない仕事です。

フコク生命のブレない軸に共感し、次代の相互扶助に向け、ともに新しい価値を創造していく。そんな学生の皆さんとの出会いを今からとても楽しみにしています。