1 Day Schedule
金融業界と向き合う
法人営業部 金融法人グループ 主任
2021年入社/商学部卒
※所属は取材当時のものです
1 Day at Fukoku Mutual Life
8:00
通勤電車で音楽を聴きながら、スマホ版の日経新聞をチェックします。取引先に関する記事は、いつでも読み返せるように保存。商談中のちょっとした会話などに役立ちます。乗車中の20分でできる、1日のウォーミングアップです。
8:45
出社後はメールを確認します。取引先からの質問へ回答したり、届いた契約書を事務部門に連携します。取引先との信頼関係を築くため、照会対応は特にすばやく行うよう心がけています。また、必要に応じてアポイントについてのスケジューリングも行います。アポは1日にだいたい1〜2件。事務処理も含めて確実に対応できるよう、多くても3件を上限にしています。
9:30
私が所属している金融法人グループでは、金融機関をメインとして団体保険を販売しています。2週間に一度のグループミーティングでは、活動内容や、目標に対する進捗状況をお互いに報告し合います。メンバーの成功事例は、自分の商談にも活かせることが多くて助かります。営業というと個人プレイをイメージするかもしれませんが、私たちは情報交換や相談をしっかり行い、チームプレイで勝負。些細なことも相談しやすい、頼りがいのあるメンバーに恵まれています。
11:30
昼食の時間は日によってさまざま。今日はアポイントの時間に合わせて早めに食べます。外出がない日は仲のいい同期と虎ノ門や新橋のランチを開拓しています。キッチンカーで買ったお弁当を、本社ビルの25階にある「フコク倶楽部」で食べることもあります。25階からの眺望はとても綺麗です。
13:00
取引先とのアポイント。従業員向けの福利厚生制度として、団体保険や退職金用の年金制度を提案しました。取引先とは企業同士のつながりを大切にしたいので、提案だけに限らず、さまざまな情報提供のために定期的な訪問をしています。その時に念頭に置いているのは、会話を通じて潜在的なニーズを引き出すこと。いきなり商談を始めるのではなく、雑談などで場をほぐしていくことが大切です。
15:00
帰社。先ほどのアポイントについて記録をまとめます。お会いした方や、会話から得た情報を客観的にわかりやすくまとめることが、重要なポイントです。記録がわかりやすいほど、取引先からの急な問い合わせにもすぐ答えられますし、事例としても共有しやすい。何より、これからの提案内容を考える上で、大切なヒントになります。
16:00
提案資料の作成。好きな作業のひとつです。生命保険は難しい専門用語が多く、文字だらけの資料では分かりにくくなってしまいます。限られた時間できちんと伝わるよう、図やイラストを使用し、視覚的にも説得力が出るよう工夫しています。そのことでこちらの意図がしっかりと伝わり、取引先に興味を持っていただけると嬉しいですね。また、提案の精度を高めるうえでは取引先についての粘り強い情報収集が欠かせません。根気のいる作業ですが、だからこそ成果に結びついた時には、大きなやりがいを感じます。
17:30
翌日のタスクをまとめます。訪問予定先を確認し、必要書類や予測される質問への回答を準備します。また、各業務の締切と進捗状況を確認します。抱えている業務のボリュームや期限を踏まえて、あらかじめ優先順位をつけておきます。
18:00
仕事が順調に終わった日は、映画を見たり、丸の内を散策してリフレッシュしています。東京駅のライトアップや秋限定ですが、日比谷公園の紅葉がお気に入りの景色です。同期と一緒に銀座周辺で食事をすることもあります。ほかには、いずれ受験しようと思っている資格の勉強や読書をして過ごしています。
INTERVIEW
いつも自分の可能性を信じ、挑戦を恐れずに前進し続けてきました。どんな困難に直面しても、あきらめずに次の一歩を踏み出すことが大切だと感じています。たとえば、入社1年目。支社に赴任したばかりの頃は、仕事も土地柄もわからないことだらけ。その中で、資格取得への挑戦など、乗り越えなければならないことが多岐にわたりありました。けれど「私ならきっと大丈夫」と、自分を信じて取り組みました。鍵は時間の使い方だと感じて、同期や先輩にアドバイスを仰ぎながら習慣を変えて、ムダを徹底的に省きました——その結果、タスクをしっかりこなせたことはもちろん、自分自身のキャパシティも大きく広がりました。失敗も次に進むための貴重な教訓だと受け止め、成長の糧とすることで、自分の限界を少しずつ突破できると思います。