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TALK SESSION

「社風のリアル」

フコク生命とは、どのような職員がいて、どのような雰囲気を持つ会社なのでしょうか。100年の歴史で培われてきた社風について、ベテラン職員1名と若手職員2名がフランクに語り合いました。

Profile

事務企画部
事務企画グループ 課長
2000年入社/経済学部卒

※所属は取材当時のものです

健全性を重視する経営姿勢に共感して入社を決めた。入社後、岡山支社配属。その後本社で契約管理部や秘書室を経て、千葉支社、大阪北支社で内務次長を歴任した。2022年4月より現職。組織横断的に事務改善に取り組んでいる。

お客さまサービス部
お客さまサービス企画室 主任
2018年入社/外国語学部卒

※所属は取材当時のものです

フコク生命の選考を受けていく中で、結果だけではなくプロセスも評価してくれる会社だと感じ、その風土に感銘を受け入社を決めた。入社後大阪北支社に配属。2021年5月より現職。

大阪北支社
2020年入社/商学部卒

※所属は取材当時のものです

フコク生命の「お客さま基点」の考え方に共感。職員がそれぞれの「お客さま基点」を持っているところに憧れを感じた。また、働く職員を大切にする「働く職員の自己実現」を経営理念に掲げていることにも惹かれた。入社以来、現職。

1.

TALK SESSION

SESSION.1

人と人とのアナログな接点。
それを大切にしてきた社風。

横井

この3人は、大阪北支社で一緒に働いていた仲間。今日は、フコク生命の社風にフォーカスしてフランクに語り合いたいと思います。実際の仕事を通じて、どんな社風だと感じていますか?

三浦

最初の配属先である大阪北支社で、コロナ禍前に開催された「職員決起大会」は強く印象に残っています。目標達成に向けてビジョン・熱意を共有するため、大阪北支社所属の全お客さまアドバイザー(営業職員)約300人が一堂に会しました。どこか「昭和的」でもあるのですが、人との関わりを大切にするというフコク生命の社風を感じました。コロナ禍の間は、オンライン形式に切り替わりましたが、リアルな職員決起大会の雰囲気は忘れられません。

横井

確かに「昭和の価値観」と言う人もいます。でも、本質的なコミュニケーションはデジタル化できないと思います。だからこそ、職員決起大会という「場」は貴重でした。人と人との、普遍的な繋がりのなかにある温もりが、フコク生命の社風を培ってきたと思いますね。

森田

私は「利他」の精神にフコク生命の社風を形づくる原点があると思います。私が業務担当になって間もない頃、右も左もわからない姿を見て、多忙だったにもかかわらず上席の方が手伝ってくれました。先輩方も自分が困っているのを見ると、声をかけてくれます。相手を想う「利他」の精神を、仕事を通じて実感しています。

横井

私は現在、事務改善やオフィス環境改善、さらにはお客さまwebサービスの開発を進めています。デジタル化の推進は必要不可欠ですが、そもそもコミュニケーションとはアナログなもの。そのアナログな部分を大切にしてきたフコク生命だからこそ、単に利便性が向上するためだけのデジタル化にならないように意識しています。

TALK SESSION

SESSION.2

人の優しさ、一体感の醸成、
活発なコミュニケーション。

森田

社風として実感しているのは「思いやりのある人が多い」ということです。もっと厳しさや辛さがあると思っていたので、いい意味でのギャップでしたね。上司・先輩からは丁寧で優しい指導やフォローがあり、いつでも質問しやすく、相談しやすい。恵まれた環境だと思っています。

三浦

そうですね。どんなことを聞いても、きちんと教えてくれるのがフコク生命の職員だと思います。私は現在、お客さまサービス部に所属し、お客さま満足度向上のための企画立案業務を担当しています。わからないこともありますが、質問には誰も嫌な顔一つせず、むしろ歓迎されます。「忙しいから」と断られたことはありません。

横井

家族に近い雰囲気がありますよね。私は多くの支社・営業所の職員と接する機会がありましたが、ロイヤリティが高く、利他の精神が強く、全体最適を考えて行動する人が多いと思います。あらゆる場面において相手の立場を考え、互いに助け支え合う精神がベースにあると思います。

森田

目標達成に向け、決して妥協しない人が多いとも感じます。入社以来、上司が目標を諦めている姿を見たことがありません。営業所運営の実習に行ったとき、成績が振るわない中においても所長が何とか目標を達成しようと工夫して頑張る姿に感動しました。結果として目標を達成できたのは、諦めない所長の姿勢があったからだと思います。常にゴールへのこだわりを持っている人が多いのだと思います。

横井

営業所長に限らず、お客さまアドバイザーも同じですね。また、支社や営業所にある一体感もフコク生命の特徴ではないでしょうか。大阪北支社での話ですが、前年度に事務上の指摘を受けた項目に対し、三浦さんたち支社事務員が率先して取組み、軒並み改善することに成功しました。日々、かなりのボリュームの事務量を抱えるなか、そこまで改善できるとは思っていなかったので正直驚きました。一体感や強固な連携がもたらした成果だと思います。

三浦

それは私とエリア職の先輩で取り組んだことですが、成果が生まれた背景はシンプルで、支社のメンバーとよく話していたからだと思います。常に声掛けを忘れないことで、最新の情報や進捗状況が共有できました。職員同士が円滑なコミュニケーションが取れるのがフコク生命だと思います。人間関係で悩んだり、嫌だと感じたりしたことがありませんからね。

TALK SESSION

SESSION.3

「お客さま基点」が社風に反映。
face to faceで連携・協働する。

横井

フコク生命の活動の基本は「お客さま基点」ですが、「近江商人」にも通じる姿勢を感じています。

三浦

「近江商人」というと、売り手よし、買い手よし、世間よしの「三方よし」という考えですよね。

横井

そう、学生時代に学んだことがあり、それ以来「三方よし」の精神に共感しています。この精神は「経営理念やお客さま基点の価値観」とリンクしており、これからも変わらない理念や価値観であるはずです。売り手である私たちだけが良ければいいのではなく、買い手であるお客さまはもちろん、社会貢献等を通じて世の中全体が良くなる。こうした考え方を、言葉にせずとも全ての職員が当たり前のように共有し、行動できるといいですね。

三浦

「お客さま基点」の考え方は本当に職員に浸透していますよね。ちなみに、横井さんが「お客さま基点」を意識して働く中で、一番印象に残っているエピソードは何ですか?

横井

あるお客さまの苦情に対応したことですね。当社の対応に不手際があったことから、何度も伺いお詫びしたところ、ようやくお客さまにご理解いただいた出来事がありました。その時に「あなたにこの保険の担当をして欲しい」という言葉を頂いたことが、とても嬉しかったのです。苦労が報われたと感じました。

森田

すべての行動、意識、発想のベースにはお客さまがいる。だからこそ、自分自身がお客さまの立場になって考え、業務に臨むという「お客さま基点」の実践ですね。この考えが浸透し、職員が同じ方向を向いているからこそ、職員同士の関係性も良好なのだと感じます。

三浦

そうですよね。「お客さま基点」が浸透しているから、必然的に連携することができ、コミュニケーションも活発になる。だから、そこに働きやすさも生まれてくるのだと思いますね。

横井

コミュニケーションをとるにあたりメールやチャットも便利ですが、相手の顔を見て言葉で伝える必要があると思いますね。アナログ的と言われそうですが、やはりface to faceで直接言葉を交わすことが大切です。それがフコク生命らしさですし、社風にも反映されていると思います。

森田

本社に異動されてから具体的に「お客さま基点」で連携・協働した取組みはありますか。

三浦

送付する書類の封筒について、お客さまよりご意見をいただきました。宛名の箇所にフィルムを使用していたのですが、「フィルムは分別ゴミとして分けなければならない。負荷がかかる」というものでした。その声を受けてフィルムを特殊な薄い紙に変えました。小さなことかもしれませんが、そうしたお客さまの声に真摯に向き合っていくことが「お客さま基点」の実践だと思っています。

三浦

福利厚生面について触れると、産休・育休の制度は完備されていますが、最近増えてきたのが、男性職員が育休を取得するケースです。時間単位の有給休暇制度もあり、職員それぞれの多様な働き方や考え方を受け入れる風土・文化も醸成されつつあると感じています。

横井

社風の魅力をさらに挙げるなら、やりたいことができる、チャンスが与えられる点も挙げられるのではないでしょうか。私の所属部署で進めているお客さまWebサービスの開発には、三浦さんがいつの間にか参加していましたね。

三浦

ええ。面白い取組みだと思って、「自分もやりたい」と手を挙げました。デジタルに詳しいわけではないですが、新しいことにチャレンジしたいと思っていました。そんな職員の想いや希望を汲み取ってくれる社風です。

TALK SESSION

SESSION.4

ブレずに貫いてきたこと。
それが成長を促す力になる。

三浦

私はこれまで「まずはやってみる」という姿勢を貫いてきました。「やっておけば良かった」という後悔はしたくないですね。大学時代に思い切ってスペインに1年間留学したのも、そんな思いからでした。また、仕事上で分からないことがあれば、必ず確認してから進めることを心掛けています。「多分こうだろう」と思って進めることはしないようにしています。

森田

自分の意見や想いは、しっかり発信することを貫いていきたいと考えています。その姿勢は、誰に対しても一貫させていきたい。その結果、周囲の人や後輩から、「あんな働き方をしたい」あるいは「この人と働きたい」と思ってもらえるような、頼られる人に成長したいと思っています。

横井

私は支社での勤務経験から、特にその地域で働くエリア職には「自分の組織だと強く思って仕事に取り組んで欲しい」と伝えていました。総合職は何年かおきに転勤がありますので、エリア職が中心の組織は強固だと思います。そのように意識してもらい、自ら率先して仕事に取り組んでもらうためにも話をとことん聞き、お互いに納得感が得られるように対話を重視してきましたね。

三浦

横井さんご自身が、20年以上のキャリアの中で貫いてきたことは何ですか。

横井

繰り返し内省することです。あの判断は本当に正しかったのか、あの対応で本当に理解・納得してもらえたのかどうか等々、日々の振り返りがルーティンになっています。その反省が、自身を成長させてきた要素の一つだと思いますね。

森田

横井さんは管理職として、部下とはどのように向き合っているのですか。

横井

やらされ感を抱かせず、最後までやり切らせることが大事だと思っています。自分で考えて行動し、やり遂げた達成感。その成功体験を積むことが次のチャレンジに向かう力になり、成長を促していくと思っています。