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CAREER INTERVIEW

寺田 実穂

高知支社 内務次長
2007年入社/教育学部卒
※所属は取材当時のものです

入社1年目~3年目

宇都宮支社

保険ビジネスの最前線を実感する中、
社内改革プロジェクト「フコク維新」へ参加。

入社後、宇都宮支社に配属され新契約担当、業務担当、保全担当とひと通りの支社業務を経験しました。総合職の先輩やエリア職の先輩、上司がとても面倒見が良く、親身になって指導していただきました。心掛けたのは、「誰よりも数多く電話を取ること」。営業所やお客さまアドバイザー(以下、AD)の声を聴き、肌身で保険ビジネスの最前線を実感したかったからです。またこの時期、社内改革プロジェクトである「フコク維新(※)」に参加。地域とフコク生命の繋がりを強固にする「絆プロジェクト(※)」では、全国の支社に出張する機会を得ました。このときに作った人脈は、その後の仕事に活かせており、仲間からも大きな刺激を受けました。

※フコク維新……2005年から数年にわたって展開された企業変革プロジェクト。今に続く「お客さま基点」という言葉を打ち出し、「お客さまに最優の経験を提供する」=フコク・エクスペリエンス実現のため、様々な社内改革の取組みが行われた。

※絆プロジェクト……フコク維新の取組みの一つとして、全国で展開された。全職員によるフコク維新の実践のため、プロジェクトメンバーが全国の支社・営業所を行脚し、「お客さま基点」の浸透を図った。

入社4年目~7年目

お客さまセンター 主任

本社はやるべきことを決断する場。
自分の役割と責任を自覚・認識した。

異動となったお客さまセンターは、千葉ニュータウン本社にある、お客さまからのお問い合わせに対応するコールセンター。一次受付をするコミュニケーターと呼ばれるメンバーが約100名。私はチームリーダーやセンター運営全般業務に携わりました。一次受付では対応できない複雑な案件に応対する役割も担ったことから、「お客さま対応」には自信が付きました。この時期に痛感したのは、本社というのはやるべきことを決断していく場ということです。支社は本社からの指示を遂行していく業務が中心になりますが、本社は決まった業務をこなすだけでなく、決断して動かしていく場。自身の役割がわかり始めたのがこの時期です。コミュニケーターから、入社4年目でありながら「寺田主任」と呼ばれることに、当初戸惑ったものの、責任ある立場であることに改めて気付かされました。またプライベートでは結婚して第一子を出産。マイホームも購入しました。

入社8年目

人材開発本部・経営塾 主任

経営幹部を育成する「経営塾」に1年間入塾。
会社人生の中で一番濃い期間。多くのことを学んだ。

私は2007年の入社ですが、2007年入社以降の職員は「経営塾」への入塾が義務付けられました。「経営塾」とはフコク生命独自の研修制度で、将来の経営幹部候補生として1年間教育を受けるプログラムです。地区募集研修、営業所派遣実習といった実務経験では、生命保険営業の意義や楽しさ、辛さ、ADの頑張りや苦労を思い知りました。また、演劇を通じて表現や伝える技法なども学びました。それら以上に強烈だったのは、一つのテーマについて行われたグループディスカッション。これは物事の本質を追求する取組みで、メンバー同士ぶつかり合い、辛くて泣くことさえありました。文字通り、仲間と切磋琢磨して学んだ1年間。考えを深く突き詰める姿勢、考え方のプロセスのあり方など多くのことを吸収しました。会社人生の中でも一番濃い期間だったと思います。「経営塾」があったから今の自分がある、そう思っています。

入社9年目~13年目

人材開発本部 調査役

業務を通じて身に付けた発信力。
育休中に取り組んだ地域貢献プロジェクト。

「経営塾」の修了者は営業所長に配属されるケースが多いのですが、私は本社部門への配属となりました。配属された人材開発本部では内務職員の研修運営や人材育成に関わる業務全般を担当しました。他部門と調整しながら一つのプロジェクトを進めていく中で様々な方と議論し、また他業種の方と交流する機会がありました。そうした経験を経て、相手が誰でも臆せずに思ったことを発信できるようになったと思います。在籍した5年の間に第二子、第三子を出産。産休・育休を「ブランク」とさせたくなかったので、社外の地域貢献プロジェクトにボランティアとして参加し、東日本大震災の復興支援をはじめ、社会課題の解決に取り組んだことで、視野が広がったと感じています。

入社14年目~16年目

高知支社 内務次長

リーダーとして組織運営に携わる。
お客さまサービスの向上、人材育成がミッション。

人材開発本部の上司から「支社の内務次長をやってみないか」と言われました。内務次長は支社事務の総責任者。プレーヤーに留まらず、リーダーとして組織運営に携わりたいという想いもあり、現在の高知支社の内務次長に着任。支社長をサポートして支社運営に携わる中、お客さまサービス向上のために事務部門のオペレーション全般の統括(営業面は営業次長が担当)、人材育成に取り組んでいます。営業サイドは保険契約獲得を推進しますが、事務部門で重要なのは、契約の際の適切な対応に加えて、加入者の解約・失効を極小化すること。初めて部下を持つ立場になり、責任も大きくなりました。部下には仕事を楽しんでもらいたいと思っています。そのためには一生懸命、全力で取り組むこと。その楽しさを伝えていきたい。私自身、メンバーに助けられ日々楽しく業務に邁進しています。また、高知はまったくの未知の土地でしたが、美しい自然に囲まれた素晴らしい環境で、3人の子どもたち、専業主夫である夫もとても気に入っています。

これから

メンバーに安心感を与える存在へ。
会社を良い方向に導く仕事をしていきたい。

私が目指すのは、支社のメンバーから「内務次長がいるから大丈夫」と思ってもらえるリーダーになること。メンバーに安心感を与える存在でありたいと思っています。また支社の次長職は、自分が支社長だったらどうするかを考えながら支社運営にあたることと、支社長から常々言われています。支社長を目指すぐらいの気持ちで経験を積んでいきたいですが、ポストというより会社を良い方向に導くような仕事をしたいと思っています。現在もそうですが、期待されて任せてもらえる役割があるなら、そこに全力で取組み、キャリアアップしていきたいと考えています。

あなたがブレずに貫いてきたことは?

とりあえずやってみる。

自分に営業は向いていない、事務や企画の仕事は向いていない。あるいは、人前に立つこと、苦情対応、管理職は向いていない等々、勝手に自分の仕事に線引きせず、「とりあえずやってみること」を入社以来貫いてきました。適性があるかどうかはやってみないとわからないからです。その姿勢が成長に繋がったと感じています。今、振り返って感じるのは、無駄な経験は一つもなかったということです。
また、いつも一定の心持ちを保つことを心掛けています。感情の浮き沈みが激しいと、周りは不安になります。何があっても平常心を保つ、そういう人間でありたいと思っています。